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2024/03/29 11:55
初めてご自宅で野菜を栽培する方の参考になればと、ぼちぼち更新していきます。
第3回 「ミニトマト」 難易度★☆☆☆☆
「大玉トマト」 難易度★★★★★
発芽適温:20~30℃(最低10℃~最高35℃)
生育適温:昼25~30℃、夜10~15℃(最低5℃~最高40℃)
苗づくり:ミニトマト・・・9㎝ポットに土を入れて、2~3粒種を落とし薄く土をかけよく抑える。
発芽したら一番元気な苗を1本だけ残して残りは抜き、本葉5枚くらいまでポットで育てる。
大玉トマト・・・12㎝~15㎝ポットで本葉が8~9枚、第一花が咲き始めるまでポットで育てると、
植えつけてからも育てやすい。
植え付け:肥料の入った畑やプランターの準備をする。
肥料は深さ20㎝くらいのところに化成肥料などを入れ、上に土を埋め戻す。
水はけの悪い畑では、15㎝~30㎝くらいまで畝を高くすると良い。
植え付ける前に植え穴を掘り支柱を立てておく。
苗と苗の間隔は50㎝程度にし、支柱に誘引する。
誘引は茎が太るのも考慮し、ゆとりを持たせて”8”の字で、伸びる都度に何か所かでくくりつけていくと良い。
花がついていれば花房を畝の外側に向けて植えておくと、収穫が楽にできる。
追 肥 :1つ目の実が肥大したころ、1回目の追肥をする。その後は20日おきくらいで。
追肥の目安は1株当たり化成肥料大さじ1、油粕大さじ2程度。
株元を中心に半径15㎝の円を描くように株元から離して肥料をまく。
梅雨明け後はカルシウムを葉面散布してあげることで尻腐れ病になりにくくなる。
芽かき :各節からわき芽が出てくるので早めに手で摘み取り、どの節からも1本だけ主枝を伸ばすのが望ましい。
摘 芯 :収穫目標の最上段の花が咲いたら、その上2葉を残して主軸を切る。
〈収穫目標〉ミニトマト・・・できるだけ多段
大玉トマト・・・4段~(初めての方は、まずは4段を目指しましょう。)
摘 果 :大玉トマトは株の負担を抑えるために1房につき6~7個程度を残し、形の悪い果実や
先の方の果実は取り除く。
〈大玉トマト重さの目安〉
茎に近い方から1~4個目・・・200g/個
5~6個目・・・・・・・・・・100g/個
7個目・・・・・・・・・・・・ 50g/個
水やり :よく聞く「トマトは水を切らして栽培した方が甘くておいしい」・・・これは徹底的な水管理ができる
ハウス栽培等の場合のみ。
畑やプランターで育てる場合、活着後の水やりは控えめで良いが、第3花房に実がつき始めたころから
水の量を増やしていく。梅雨明け後の晴れた日は特に、朝晩たっぷりの水を葉にかけてあげよう。