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2024/03/02 10:12
初めてご自宅で野菜を栽培する方の参考になればと、ぼちぼち更新していきます。
第1回 「オクラ」 難易度★★★☆☆
発芽適温:25~30℃(最低15℃~最高35℃)
生育適温:20~30℃(最低10℃~最高35℃)
苗づくり:種子が硬いので、一昼夜湿った布などで包んで保存し、芽が少し出てきてから播種する。
9㎝ポットに土を入れて、指で深さ1㎝程度の穴をあけ3粒種を落とす。
低温には弱いので、しっかり苗が育つまで保温に努める。
本葉3~4枚のころ、一番元気な1本を選抜し、残りの2本はハサミで切る。
オクラは根が弱いため、抜き取らずに切るのがオススメ。
植え付け:肥料の入った畑やプランターの準備をする。
肥料は深さ20㎝くらいのところに化成肥料などを入れ、土を埋め戻す。
本葉が5~6枚になり、地温や気温が暖かくなってきたら植え付け。
苗と苗の間隔は一般的に25㎝~30㎝程度。
低温には弱いので、トンネルやマルチで保温できると良い。
追 肥 :植え付けから20日後、その後も20日おきくらいで追肥をする。
追肥の目安は1株当たり化成肥料大さじ1程度。
株元を中心に半径10㎝の円を描くように株元から離して肥料をまく。
摘 葉 :生育ざかりは葉が込み合いやすい。
下葉が込み合ってきたら実が付いているすぐ下の葉1枚を残し、
それより下の葉は主軸から数㎝のところをハサミで切り落としてしまうと良い。
そうすることにより、葉に光がよく当たって実が成長しやすくなる。
敷きわら:日光が強くなる真夏は乾燥しやすいので、株元へ敷きわらをしてあげると良い。
収 穫 :収穫は開花後7~10日くらいで、長さが6~7㎝のころが一番おいしい。
オクラの実に小さなイボイボが生じることがあるが、肥料不足や土壌過湿が考えられる。
生理障害のため食べても全く害はないが、チッソ分の多い肥料を追肥し、株の周りの土を
根を切らない程度に軽く耕し根に酸素を供給してあげよう。