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2024/03/16 09:57

初めてご自宅で野菜を栽培する方の参考になればと、ぼちぼち更新していきます。


第2回 「キュウリ」 難易度★★☆☆☆

発芽適温:25~30℃(最低15℃~最高40℃)

生育適温:気温・・・昼25~28℃、夜17~18℃(最低7℃~最高35℃)
     地温・・・20℃

苗づくり:9㎝ポットに土を入れて、2~3粒種を落とし薄く土をかけよく抑える。
     苗が小さいうちは夜温18℃以上の場所で育てるのが望ましいので、
     ビニールトンネルがオススメ。
     発芽するまではトンネルを密閉し、発芽したら換気する。30℃以上にならないよう気をつける。
     本葉1枚のころ発芽した苗の内、元気な1本だけ残し残りの苗は切る。
     そのまま本葉3~4枚になるまで、ポットで育てる。

植え付け:肥料の入った畑やプランターの準備をする。
     肥料は化成肥料などを土の上全面にばらまいて、クワなどで15㎝くらいの深さまで混ぜ込む。
     キュウリの根は比較的浅く広く広がるので、元肥が浅い層にも全面に混ざるようにまくのが良い。
     植え付ける前に植え穴を掘り支柱を立てておく。
     苗と苗の間隔は50㎝程度にし、支柱に誘引する。植え付け後は株のまわりに十分に水をあげる。
     誘引は茎が太るのも考慮し、ゆとりを持たせて”8”の字で、親づるが伸びる都度に何か所かで
     くくりつけていくと良い。
     つるの伸びは極めて早いので、垂れ下がらないうちに早めに誘引する。

摘 芯 :親づるの5節以上から出た子づる、孫づるは本葉2枚を残してその先で摘芯する。
     5節より下に出た子づるは全て摘み取る。

追 肥 :追肥は定植から15~20日おきにして、肥料切れにならないよう育てる。
     1回目の追肥は、株元のまわりに半径10㎝の円を描くように施肥し軽く土と混ぜる。
     2回目、3回目の追肥は畝の肩のところに、軽く溝を作って施肥し、土を盛り上げて畝を形作る。

収 穫 :長さ22~23㎝、重さ100~120g、まっすぐでツヤのあるのが理想。
     草勢が弱ったときは10㎝前後の若どりをして株の回復を早めると良い。





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