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2024/03/29 11:55

トマト栽培で、よく質問されることをまとめてみました。


Q.実が付きにくい
A.肥料過多により草勢が旺盛になると実が付きにくくなります。
  チッソ成分の多い肥料のやりすぎに注意し、リン酸の多い肥料を使いましょう。

Q.高温期に株全体がしおれ枯れていく
A.トマトの代表的な病気の一つ、「青枯れ病」と思われます。
  青葉れ病は土壌伝染する病原菌で、一度土壌に入り込むと2~3年間生存し感染します。
  連作をしない(ナス科:ナスやジャガイモもトマトと同じナス科です)、耐病性のある台木を使用した接木苗を
  利用するなどの対策が必要です。


Q.実が割れたりお尻が黒くなる
A.乾燥状態から急激に水分を吸収することによって裂果してしまいます。
  家庭菜園では水を切らした栽培ではなく、乾湿の差を小さくするため少量の水やりをこまめにすることをお勧めします。
  1株あたりの水やり目安は、1日500mlです。(土壌の保水能力の違いにもよりますので注意してください)
  お尻が黒くなる「尻腐れ」は、カルシウム欠乏によって発生します。
  高温・乾燥時など過酷な条件下ではカルシウム液肥を葉面散布して予防しましょう。
  チッソ成分が効きすぎているとカルシウムの吸収が悪くなります。チッソ成分の多い肥料のやりすぎに注意してください。




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