ブログ
2024/08/01 10:55
初めてご自宅で野菜を栽培する方の参考になればと、ぼちぼち更新していきます。
第6回 「タマネギ」
発芽適温:15~20℃(最低4℃~最高30℃)
生育適温:20~25℃
土 壌 :通気、排水性がよく有機質に富む深い耕土が良い。
苗づくり:石灰や1㎡あたり大さじ5くらいの化成肥料を畑全面にまいてよく耕す。
板切れなどで表面を丁寧にならし、1~1.2㎝四方に1粒くらいの間隔で種が偏らないよう丁寧にまく。
種が見えなくなるくらい薄く土をかけ、その上から薄く草木灰をまき、さらにその上から完熟堆肥を
砕いたものをかける。
発芽までは、雨や風から守るために稲わらやべたがけで覆ってあげると良い。(発芽し始めたら覆いは取り除く)
苗床での追肥は、草丈6~7㎝の頃と10㎝の頃の2回で、込み合っているところを間引いてから、1㎡当たり
化成肥料(リン酸が多いもの)大さじ8を施し、肥料が見えなくなるくらいにふるいで土入れをする。
できあがりの苗は、草丈20㎝、径5mmくらいが理想。
植え付け:幅80~100㎝の畝を作り、1㎡当たり完熟堆肥4~5にぎり・化成肥料大さじ5・過リン酸石灰大さじ5
の肥料を表面にまき軽く土と混ぜ合わせる。
株間、条間ともに9㎝で、指先で苗を差し込み株元の土をしっかり押さえる。
植え付けの深さは2㎝程度で、緑葉部が隠れるほど深植えをしない。
追 肥 :1回目・・12月中下旬。
2回目・・3月上旬。
1㎡当たり化成肥料大さじ5を株間に施し、竹棒などで軽く土に混ぜ込んでおく。
収 穫 :全株の約8割が倒伏した頃、天気の良い日を見計らって、葉が緑のうちに全部引き抜く。
そのまま畑の上で3~4日置き、茎葉がおおむね乾いたら貯蔵する。
貯 蔵 :風通しの良いところに5株くらいずつまとめて吊るす。
または、カゴや網に入れ日陰の風通しの良い場所に保管する。